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私立大の45%が定員割れ​に

カテゴリー │入試情報

​「大学全入時代」とは、大学の入学定員が受験生の数を上回ることだが、現状はまだそこまでには至っていない。2016年の大学の入学定員はおよそ59.3万人で、大学志願者は約65.1万人だ。ただ上回っているといってもほんのわずかである。「どうしても第一志望に進学したい」「絶対医師になる」と考える受験生の中には、受験に失敗したら妥協せず、浪人を選択する層も一定割合いる。そうなると定員の埋まらない大学が増加する。

 その結果、昨年は、私立大学のおよそ45%が定員割れを起こした。すでに大学に入りやすい状況が進んでいるといってよい。また、今年は文部科学省による入学定員の厳格化で、学生募集の厳しい大学にとっては追い風になった。大都市圏の大手大学が入学者を絞ったため、浪人を敬遠する受験生がこれまで定員割れになりがちな大学にも目を向けて、進学したと見られるからだ。

 2018年、2019年にも、入学定員がさらに厳格化され、学生募集に苦労している学校にとっては一息つける状態。だが、それ以降は再び、厳しさを増すことになる。一方、国公立大学の定員割れは数校あるものの、いずれも少人数で、合格者の歩留まりの読み違いと推測される程度である。

 このような厳しい状況は今後、少子化と相まってさらに加速していく。今まで以上に魅力的な大学へと変わらないことには、生き残りはより厳しくなっていく。淘汰が進むのは当たり前のことであり、どこの大学にとっても改革は待ったなしの状況だ。

 学生募集が厳しい大学にとっては、改革によって、学生数の確保で「量」が主な目的になる反面、学生募集に不安がない有名大学は、入学者の「質」の向上を狙うことになる。子どもの数が減少すれば、当然ながら、優秀な学生も減っていくからだ。


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